いきもの屋になろう

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日本にいるけものフレンズ① シカ

アニメ『けものフレンズ』にはサーバルやフェネック、アライグマ、カバ、コツメカワウソジャガーなどが主にメインキャラクターとして登場する

 

日本の在来種のけものの現状はいったいどういうものか知りたくて調べてみた!

Serval

phot by Stefan David, CamperCo.de - Serval  CC BY-SA 2.0

在来種


 まず、在来種とは何か?

国際自然保護連合(IUCN)によると

 "在来種"は、その自然的範囲(過去または現在)と分散潜在能力内で存在する種、変種または下等の分類群を意味する(たとえば、その範囲内で、在来種は、生まれつき占領するか人間による直接的または間接的な導入あるいは管理なしで占領する事ができなかった)。

 とされており、別の定義では

もともとその地域に生息している種。一般的には明治期以前から生息している種に対して使われていることが多い

在来種 - Wikipedia

となっている

IUCNの定義はよくわからないね

自分の主観上、後者の明治期以前か以降の定義がよく使われていると感じる


ニホンジカ

ということで、まずはニホンジカ

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ゲーム けものフレンズより

自然分布としては東アジア(アムール地方からベトナムまでの沿岸部)、国内では北海道、本州、四国、九州である

亜種としてエゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカ、マゲシカ、ヤクシカケラマジカツシマジカの7亜種がいる

草食性であるが、食べる植物の種類は多く、食性の幅が広い

ササ類やススキ類、スゲ類などのグラミノイド(イネ科植物状の葉が細くて硬い植物)と双子葉植物の葉を主要な餌資源としている

樹木だとアオキが大好きでよく食べられてるっていう話はよく聞く

近年では個体数増加にともなって植物への採食圧による影響が問題となっている

毛色が時期によって変化し、夏にはオレンジ色に鮮やかな白い斑点、冬には白い斑点が消えてオスは濃い茶色、メスは灰褐色になる

ニホンジカを探すなら奈良公園にいけば何十頭もいるし、一番会いにいきやすい野生動物だろう

糞はコロコロした俵型で植物の水分割合が高い春と夏は濃い緑色で柔らかく、冬は濃茶色や黒色で固くばらばらとなる

シカの痕跡判別はイノシシとは違って寝床が複数に分かれること、下顎にしか歯がないことで下から上にすくい上げる食痕で判断できること、葉の切り口が粗くて噛み潰されたような形になること、樹皮剥ぎによるディアラインの形成、角研ぎ跡、ヌタ場に足跡があることなど

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鹿 / Sika Deer | Tetsushi Kimura | Flickr CC BY-NC-SA 2.0

 

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DSC_4327 | Dėmėtasis elnias (Cervus nippon) Sika Deer. Šaipi… | Flickr CC BY-NC-SA 2.0

 日本だとシカは70年代ごろから保護活動が熱心になったらしい

その結果、1980年代から個体数が急激に増加し、農林業・生態系への被害が深刻化

現在では厄介な動物になってしまった

原因としては、単純な保護から個体数が多すぎないか管理する保護管理への転換が遅すぎたからだ

 逆に中国、台湾、韓国、ベトナムでは漢方薬や健康食品としてシカが幅広く利用されており、多くの地域で絶滅が起きているとかどうとか

 

これからの課題はシカの管理を適切にし、産業に利用できるかが焦点かな?